ベッド用柵
ベッド用の柵は、落下防止等、人の安全を守るだけでなく、マットレスのズレや布団の落下防止にも役立ちます。ひのき造りの木製の柵なら見た目も触り心地も温かいです。
ベッド用柵のポイント
①柵の高さ
ベビーベッドの柵、お子様の就寝時の落下防止、マットレスや布団止め等それぞれの目的によって、おすすめの柵の高さは異なります。柵が高いほど安全性は増しますが、見た目の圧迫感も強まります。マットレスのズレ防止のみの目的であれば、高さの低い添木タイプで十分です。
柵の高さ高めのベビーベッド
上記写真の商品<No.1805025>
一般的な柵の高さのベッド
上記写真の商品<No.1911010>
マットレスのズレ防止柵のベッド
上記写真の商品<No.1805024>
なお、マットレスや寝具等を置くとその厚み分、実質柵の高さは低くなります。マットレスや寝具の上から柵の高さが何センチになるかも事前に考えておくと良いです。例えば、寝台面から30cmの高さの柵の場合、10cmの厚みのマットレスを置くと、マットレス上部からの柵の高さは20cmになります。
②柵を取り付ける位置
ベッド用の柵は4方向全てに取り付け可能です。ベッドにヘッドボードやフットボードがある場合は、それぞれ頭側、脚側の柵は不要になり。左右どちらかを考えるとよいです。
下の写真のロフトベッドは、頭側にヘッドボードがあり、脚側と左サイドを壁に密着して設置したため、手前側に柵を設けました。
③ベッドへの入口と柵の長さの関係
ベッドの側面全体を柵でカバーすると安全性は高くなりますが、ベッドへの出入りが不便になります。そのため、出入りを快適にしたい場合は、入口の部分を開けると良いです。
長さがベッドフレームよりも短い柵の場合は、取り付け位置も考えましょう。
※真ん中とフット側に取り付ける場合は補強またはフレームの外付けが必要です。
④柵の開閉・取り外しのしやすさ
固定式の柵では、育児や介護の作業がしづらい等、使い勝手が悪い場合があります。その場合、開閉できる柵や取り外しができる柵、上げ下ろしができる柵にすることによって作業が楽になります。
扉のように開閉できるベッド用柵
上記写真の商品<No.1608010>
上下に上げ下げできるベッド用柵
上記写真の商品<No.1805025>
簡単に取り外しできるベッド用柵
上記写真の商品<No.2203060>
⑤柵の厚み
柵の造りによっては、ベッドフレームの外側に出っ張るタイプとベッドフレーム内に収まるものに分かれます。
柵がベッドフレームの上に乗るタイプのものは、柵の厚み分、内側に寝具を設置する必要があります。寝台面の幅は、ベッドフレームを含めた大きさなので、柵を設置してもマットレスが収まるかを確認することが大切です。
柵の厚みは、見落としがちなポイントですので、寝具やお部屋のスペースとの兼ね合いを事前に確認することが大切です。
ヒノキ・ワークスでは、お客様のご要望に沿って柵の取り付け位置や長さ、高さを調整いたします。お客様のご要望やお悩みに合わせたご提案もしていますのでお気軽にご相談ください。
ベッド用柵の種類と製作事例
フレームの外側に固定設置する柵
上記事例写真の商品情報<No.2205019>
ベッドフレームの外側やヘッドボード、フットボード等にネジでしっかり固定します。
<メリット>
頑丈で丈夫な造りにすることができる。
高さが高い柵でも安定性が高い。
<デメリット>
ベッドフレームの外側に柵の厚み分のスペースが必要。
取り外しが気軽にできない。
フレームの上に固定設置する柵
上記事例写真の商品情報<No.2206041>
上記事例写真の商品情報<No.2002034>
ベッドフレームの上に柵が乗るように配置し、固定します。
<メリット>
ベッドフレーム上に柵が乗っているので、外側にスペースが必要ない。
すっきりとした見た目になる。
<デメリット>
柵の厚み分、寝台面の幅が小さくなる。
取り外しが気軽にできない。
どこでも取り付けられる柵
上記事例写真の商品情報<No.2019>
柵をベッドの取り付けたい位置に気軽にどこでも設置できるタイプです。通称「どこでも柵」(ベッド脚がある位置には取り付けできません)。
<メリット>
位置が自由に変えられ、気軽に取り付けと取り外しができる。
既存のベッドに取り付けできる。
<デメリット>
ベッドフレームの外側に柵の厚み分のスペースが必要。
高さの高いベッドの場合、木製のボタンが頭に当たるなど邪魔になる場合がある(木製のボタンの有無は仕様変更可能です。ご注文時にご相談ください。)
取り付け取り外しが簡単な柵
上記事例写真の商品情報<No.2203060>
設置する時は、ベッドフレームの穴に柵の足を差し込み、引っ張り抜くと外れる取り付け取り外しが簡単な柵です(柵未使用時は穴が開いている状態になります)。
<メリット>
ベッドフレーム上に柵が乗っているので、外側にスペースが必要ない。
すっきりとした見た目になる。
<デメリット>
柵の厚み分、寝台面の幅が小さくなる。
丈夫さ、頑丈さは固定式に比べて劣る。
伸縮ベッド用の柵
上記事例写真の商品情報<No.2202005>
ベッド幅を変えられるヒノキ・ワークスの伸縮ベッドは、広げた時に脚と脚の間に隙間が生じます。その隙間にすっぽりはめ込むタイプの柵もご用意できます。
<メリット>
隙間を埋めて柵代わりにできる。
すっきりとした見た目になる。
<デメリット>
柵の厚み分、寝台面の長さが小さくなる。
さまざまなベッドの制作事例をブログで多数ご紹介しています。どうぞご覧ください。
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