ヘリ付きベッド
ヘリ付きベッドとは
ヘリ付きデザインは、寝台面(すのこの部分)の上下左右4方向に約10cmほどの板間を設けたデザインのベッドです。
ベッド脚部が寝台面より内側に入っているため、ベッドに足の指をぶつけにくく、お布団が落ちにくい、巾木があっても壁に密着して設置できるというメリットがあります。
【ポイント】
ヒノキワークスのヘリ付きベッドは、すべてフラット(すのこ部分もヘリも同じ高さ)を基本としていますが、すのこ部分(マットレスが乗る部分)をヘリよりも低くして、マットレスを落とし込んで設置できるように製作することも可能です。ご希望の方はご注文時のお申し付けください。
ヘリ付きベッドで気を付けるポイント
ヘリを含めた外寸で幅と長さが何cmになるかを確認しましょう
例えば、ベッドの一般的なシングルサイズは、幅100cm×長さ210cmです。このサイズにヒノキ・ワークスの基準サイズ10cmのヘリを付けた場合、4方向それぞれのサイズが10cmずつ大きくなり、外寸は幅120cm×長さ230cmとなります。
ヘリを付けたために、予定していた場所にベッドが収まらないといったことがないように、事前にヘリ付きの外寸で幅と長さが何cmになるか、またその大きさがお部屋の設置場所に収まるかを事前に確認しましょう。
寝台面の幅と長さが何cmになるかを確認しましょう
お部屋のサイズに合わせて外寸が決まっている場合、ヘリ付きにすると、寝台面(すのこの部分)は4方向それぞれのサイズが10cmずつ小さくなります。置く予定のマットレスのサイズと寝台面(すのこの部分)のサイズが適切か事前に確認しましょう。
マットレスのサイズが寝台面(すのこの部分)より大きいと、ヘリ付きベッドとしてデザインしたのに、ほとんどヘリの部分が無くなり、一般的なベッドと同じに見えてしまうということがあります。
ベッドの脚と脚の間が何cmになるかを確認しましょう
ベッド下を収納として利用する場合、収納したいモノが脚と脚の間に入るか事前にサイズと確認することが大切です。
ベッド下を活用したい場合は、ベッドの外寸幅ではなく、実際にベッドの脚と脚の間が何センチになるか事前に確認しましょう。
ヘリ付きベッドのメリット・デメリット
ヘリ付きベッドのメリット
高級感が出る
ヘリ付きベッドデザインはスタイリッシュで高級感が出るデザインです。
掛け布団が落ちにくい
ヘリ部分がストッパーとなり、ヘリなしベッドに比べ、寝ている間に掛け布団がベッド下へ落ちにくいです。
足の指をぶつけにくい
ヘリ付きベッドの脚は、外角より内側に入っているので、ベッド周りを歩いている際に、足の指をぶつけにくい構造になっています。
巾木があっても壁に密着して設置できる
大抵のお部屋には「巾木」が設えてあります。巾木は壁と床の隙間を隠す役目と、壁を保護する役目があります。
お部屋にとっては、大事な働きをしている巾木ですが、この巾木の存在を忘れていて、ぴったりサイズのベッドのはずなのに目的のスペースに入らない!というのも、新しいベッド購入時のあるある失敗談です。薄く見える巾木ですが、巾木によっては1cm近くの厚みがある場合もあります。
ヘリ付きベッドは、ベッドの脚が内側に入っているので、巾木を避けて壁に密着してベッドを設置することができます。
2サイズで使える
ヘリ付きベッドは基本的に、すのこ部分を寝台面としていますが、ヘリ部分も寝台面として利用することも可能です。
例えば、すのこ部分の寝台面をセミダブル(120cm幅)で製作した場合、両サイド10cmのヘリを付けると外寸は140cmとなります。よって、ダブルサイズのマットレスも置けるので、セミダブルとダブルの2サイズを用途に応じて使い分けすることができます。
ヘリ付きベッドのデメリット
ヘリなしより製作費が高くなる
ヘリ部分の材料費と製作工程により、ヘリ付きベッドはヘリなしベッドに比べ、製作費が高くなります。
ヘリ付きベッド製作例
ヒノキ・ワークスでは、セミシングルサイズからキングサイズ、規格外サイズ、ロフトベッド、畳ベッド等、さまざまなタイプのベッドをヘリ付きでお造りすることができます。
ヘリの幅を広くデザインしたヘリ付きベッド
上記事例写真の商品情報<No.2009029>
ヘリ付きベッドヘリの幅をお好みで広くしたデザインで製作することもできます。上記写真のベッドは、壁にエアコンの配管があるため、お客様のご要望により、一部欠けを付けた形で製作しました。
椅子としても利用できる分割タイプのヘリ付きベッド
上記事例写真の商品情報<No.2009023>
お客様のご要望により、紅葉シーズンの来客用にお造りしました。2分割できるヘリ付き畳ベッドは、ソファー代わりも、寝具を敷いてベッドとしてもご利用いただけます。
ヘリ付きベッドの制作事例をブログで多数ご紹介しています。どうぞご覧ください。
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