ひのきベッドのオーダーメイド専門店HINOKI WORKS

TOP > ベッドの基本 > ヘッドボード > 考え方・機能・メリット/デメリット

ヘッドボードの
考え方・機能
メリット/デメリット

ヘッドボード概要

ヘッドボードのサイズ

ヘッドボードの機能

ヘッドボードのデザイン

ヘッドボードのメリット・デメリット

ヘッドボードのサイズ

ヘッドボードの幅

ヘッドボードの幅は基本的にベッドの外寸幅と同じサイズです。

ヘッドボードの幅とベッドの外寸幅

マットレス止めだけが目的の低い高さのヘッドボードの場合は、外寸幅より小さいサイズで製作することができます。

マットレス止めを施した伸縮&親子ベッド

ヘッドボードの高さ

ヘッドボードの高さはオーダーメイドでは、お客様のお好みの高さで製作することができます。

高さが高いヘッドボードは、高級感が出ますが、お部屋に圧迫感が出る原因にもなります。また、ヘッドボード上部にモノを起きたい場合は、寝床から寝た体勢では取りにくくなります。

高さが高いヘッドボード

高さが低いヘッドボードは、お部屋に圧迫感が出にくいですが、寝ている最中に寝具やカラダがぶつかってモノが落ちやすくなる可能性があります。

高さが低いヘッドボード

なお、ヘッドボードは、寝台下を覆って床からカバーするタイプと、寝台下には空間を設け、ベッドフレームから上部に設置するタイプの2つがあります。

寝台下を覆うタイプのヘッドボードと寝台下に空間を設けるタイプのヘッドボード

オーダーメイドの場合、求めているヘッドボードがどちらのタイプかと、床面からの高さなのか、または寝台面からの高さなのかを製作者に正確に伝える必要があります。

ヘッドボードの厚み

特に、棚付きのヘッドボードの場合、棚の奥行きが必要なため、ヘッドボードに厚みが出ます。

スペースに限りがある場合、外寸の最大長さが制限されますので、ヘッドボードに厚みをもたせると、寝台の長さを減らす必要が出ます。

外寸(ベッド全体の長さ)=ベッドの寝台の長さ+ヘッドボード・フットボードの長さ(厚み)

ヘッドボードとフットボードの厚み

寝台の長さにゆとりを持たせるか、ヘッドボード、フットボード、棚の機能性を優先させるか、事前に考えておきましょう。

以下のベッドは、限りあるスペースを有効活用するためにヘッドボードの構造を工夫した例です。

限りあるスペースを有効活用するためのヘッドボード

上記事例写真の商品情報<No.1603049

限りあるスペースを有効活用するため、ヘッドボード下にマットレスが入り込むように製作しました。

ヘッドボードの機能

①棚を取り付ける位置を考える

一般的にヘッドボードの棚は寝る側に設置する場合が多いですが、ヒノキ・ワークスでは、ヘッドボードの裏面に棚を設けたヘッドボードも数多く製作してきました。

ヘッドボードの寝台側に棚を設けたベッド ヘッドボードの背面に棚を設けたベッド

ヘッドボードを壁に付けない場合は、ヘッドボードの背面に棚があると、お部屋の収納力が上がります。

②棚の構造を考える

自由度が高いオープン棚、目的に応じて使い分けられる仕切り付き、ホコリが予防できる扉付き等、目的や好みにどのタイプの棚が適切か考えましょう。

オープン棚のヘッドボード

オープン棚のヘッドボード

シンプルな置き台のみのヘッドボード

シンプルな置き台のみのヘッドボード

仕切り付き棚のヘッドボード

仕切り付き棚のヘッドボード

扉付き棚のヘッドボード

扉付き棚のヘッドボード

コンセント

①コンセント口を取り付ける位置を考える

ヘッドボードにはコンセント口の取り付けが可能です。ベッドのレイアウトや利き手に応じて、ヘッドボードのどの位置にコンセント口があるか考えましょう。

ヘッドボードコンセントの位置(左と右) ヘッドボードコンセントの位置(真ん中)

②コンセントの口数・タイプ(USB)などを考える

ヒノキ・ワークスでは、二口または二口+USB口付きをお選びいただけます。

二股コンセント二口タイプ USB口付きタイプ

マットレス止め

ヘッドボードを設けると、マットレスがずれにくい効果があります。マットレスのずれ防止機能だけが欲しい場合は、ミニマムなヘッドボードを設置することも可能です。

マットレス止め付きシンプルなベッド

上記事例写真の商品情報<No.1807024

マットレス止め付きのシンプルなベッド。脚のシャープなデザインとマルチステインホワイトの着色がポイントです。

ヘッドボードのデザイン

ベッドは寝台面が寝具で隠れてしまうので、ヘッドボードはデザインを追求したり、遊び心を表現するのに最適な部分(パーツ)です。

ヘッドボードのデザインに関しての詳細は、「ヘッドボードデザイン集」のページをご覧ください。

以下、形状に関して考える際に、2点基本的なポイントをご紹介します。

床から OR 寝台面から

ヘッドボードは、寝台下を覆って床からカバーするタイプと、寝台下には空間を設け、ベッドフレームから上部に設置するタイプの2つがあります。

寝台下を覆うタイプのヘッドボードと寝台下に空間を設けるタイプのヘッドボード

どちらのタイプを選ぶかはデザイン的なお好みにもよりますが、ベッド下へのモノの出し入れや通気性、目隠しの役割等、ご自身の優先度によって決めると良いです。

【寝台下には空間を設けるタイプのヘッドボード】

寝台下に空間を設けるタイプのヘッドボード

<メリット>

・通気性がよくなる

・ヘッドボード側からモノの出し入れができる

<デメリット>

・ヘッドボード側のベッド下が見える

【寝台下を覆って床からカバーするタイプのヘッドボード】

寝台下を覆って床からカバーするタイプのヘッドボード

<メリット>

・ヘッドボード側のベッド下の目隠しになる

・デザインに高級感と重厚感が出る

<デメリット>

・ヘッドボード側からモノの出し入れができない

・通気性が悪くなる

ヘッドボードと壁の隙間

大抵のお部屋には「巾木」が設えてあります。巾木は壁と床の隙間を隠す役目と、壁を保護する役目があります。

巾木の画像

お部屋にとっては、大事な働きをしている巾木ですが、この巾木の存在によってヘッドボードと壁の間に隙間ができるまたは巾木の存在を忘れていてスペースにぴったり収まるはずのベッドが入らないというのも、新しいベッド購入時のあるある失敗談です。

薄く見える巾木ですが、巾木によっては1cm近くの厚みがある場合もあります。よって、巾木がある場合、ヘッドボードと壁の間に隙間ができ、モノが落ちてしまう、埃が溜まりやすくなるといったことがあります。

そこで、ヘッドボードと壁の間に隙間を作りたくないための工夫があります。

ヘッドボード最上部外側に少し出っ張りを付ける

ヘッドボードのトップを外側に少し出っぱらせることによって、壁と密着させることができます。

ヘッドボードのトップを外側に出っ張りを設けたヘッドボード

ヘッドボードに傾斜をつける

傾斜を付けることによって、巾木を避けて壁に密着させることができます。

曲線カーブタイプのヘッドボード

上記事例写真の商品情報<No.156033

曲線に滑らかにカーブしたタイプのヘッドボード。ダークブラウンで着色しました。

ヘッドボードのメリット・デメリット

ヘッドボードのメリット

目隠しになる

頭側にスペースがある場合は、寝床の目隠しになり、足元まで覆うタイプのヘッドボードの場合、ベッド下も目隠しできます。

マットレスやお布団、枕のストッパーになる

ヘッドボードがあると、頭側に枕が落ちてしまうこともなく、またマットレスがずれにくくなります。

棚付きは収納力が上がる

現代の人はほとんどの人が携帯電話やスマートフォンを枕元に置いて寝る習慣となっていることと思います。ヘッドボードに本や携帯を置くスペースがあるだけで、寝ている間に携帯電話がお布団のどこかに行方不明ということがなくなり、とても便利です。また、本を読む習慣がある方は、ベッドサイドに照明が設置でき、読みかけの本を置くこともできます。

コンセント(USB)口があると便利

コンセントやUSBの差し込み口がヘッドボードにあると、寝ている間に充電ができます。起きた時にバッテリー切れ寸前で、朝慌てて充電、もしくは寝ている間にバッテリー切れでアラームが鳴らなかった!といったトラブルが防げます。

背もたれになる

ヘッドボードがあれば、枕をクッションがわりにして、半身を起こした状態でヘッドボードを背もたれにした状態が取れます。

高級感が出る

ヘッドボードがあることにより、ベッドに高級感が出ます。

ヘッドボードのデメリット

圧迫感が出る場合がある

ヘッドボードの大きさや容量によっては、お部屋に圧迫感が出る場合があります。

ヘッドボードなしよりもコストがかかる

ヘッドボードの分、材料費、施工費が追加となり、ヘッドボードなしに比べ費用がかかります。

ヘッドボードと布団の間に埃が溜まりやすい

ヘッドボードと布団の間の隙間には埃が溜まりやすく、ハウスダストの原因になる可能性があります。そのため、こまめなお掃除が必要です。

ヘッドボード側を壁に密着させずにスペースを設けるレイアウトの場合

ベッドメイキングがしにくい

マットレスのシーツを変えるといったベッドメイキング作業がしにくいです。

寝台下を覆って床からカバーするタイプのヘッドボードの場合

モノの出し入れが不便

寝台下を覆って床からカバーするタイプのヘッドボードの場合、ヘッドボード側からベッド下へのモノの出し入れができません。

通気性が悪くなる

寝台下を覆って床からカバーするタイプのヘッドボードの場合、ベッド下の通気性が悪くなります。

ヘッドボード付きベッドの制作事例をブログで多数ご紹介しています。どうぞご覧ください。

ヘッドボード付きベッド制作事例

ベッドサイズに合わせたマットレスをお作りしています

お部屋や好みに合わせてベッドサイズを決めたのに、それに合うマットレスが見つからない!そんなお悩み解決します。ヒノキ・ワークスでは、ベッドサイズに合わせたマットレスをお作りしています。お気軽にご相談ください。

※長さは200cmまで対応可能です。

ベッドサイズに合わせたマットレス
電話でのお問合せ

受付時間:8時30分~17時

休日:日曜・祝祭日・第1土曜日

フリーダイヤル:0120-968-886

電話番号:076-258-0127

メールでのお問合せ

休業日にいただいたお問い合わせは、翌営業日以降に担当者が確認次第、順次お返事いたします。

お問合せメールフォーム>>

または、お問合せメールアドレス

support@hinoki-furniture.com

※hotmail,Gmail,Yahooメールなどのフリーメールアドレスをご利用の際は受信制限にご注意ください。